Canva公式クリエイターとしてイラスト素材を作ってきた中で、自分なりのこだわりやルールが少しずつ見えてきました。
今回はその「制作の裏側」をお話しします。
フラットなイラストを選んだ理由
私が現在メインに描いてるイラストのスタイルは、線を使わない塗りだけのフラットなイラストです。
このスタイルを選んだ理由は2つあります。
先生時代の経験
以前学童で働いていた頃、壁面の装飾づくりをしていました。
色紙を切って貼り合わせて形を作っていく作業が、「フラットなイラストを描く手順」に似ていて「これなら私にも描きやすい!」と気づいてから、フラットのイラストを中心に作るようになりました。
Canvaでの使いやすさ
もう一つの理由が、Canvaのテンプレートとして使いやすいこと。
線画のイラストは可愛いのですが、イラストレーターさんによって線の太さが違ったり差が分かりやすいため、線画のイラスト同士を組み合わせるのは難易度が高いなと感じてます。
その点、フラットイラストは線がない分、他の素材とも馴染みやすい。サイズを変えても違和感が出にくいので、いろんなデザインに対応しやすいんです。
色を揃えれば他のクリエイターさんのイラストと一緒に使ってもいい感じに仕上がる確率が高いなと思います。
自身の経験とCanvaとの相性の良いフラットなイラストを描くようになりました。
イラストの色へのこだわりについて
色へのこだわり
イラストのクオリティと同じくらい、色使いを大切にしています。
「色が可愛ければ、ゆるいイラストでも使いたいと思ってもらえる」
これは自分自身の経験からも感じていること。だから色選びにはかなり時間をかけます。
色はトレンドも参考にしながら、失敗も重ねながら、自分がしっくりくるパレットに少しずつ近づいていっている感じです。シリーズ間で色が合うように、他のシリーズと合わせても違和感のないように使う色のトーンは全体的に統一しています。
1素材あたり5色以内におさめる
大切にしているマイルール:1素材あたり5色以内。
これはイラストの美しさのためだけじゃなくて、Canvaの仕様に関係しています。
Canvaで素材の色変更ができるのは5色まで。それを超えてしまうと、ユーザーが自分好みにカスタマイズできなくなってしまいます。
なので人を描くとき、洋服はなるべくシンプルなデザインに。
肌と髪ですでに2色使ってしまってるので、他は3色しか使えないからです。
ただ、髪の毛と洋服を同じ色にすると、服の色を変更したときに「髪がカラフルになった!」という予期せぬ事態が起きてしまうので、そこもある程度意識しながら作っています。
色を決める工程は楽しいけど、考えることがたくさんあって時間がかかる作業なのです。
ちなみに必ず1素材あたり5色以内におさめないといけないという訳ではないです。
私が「Canvaで公開するなら色変更できる素材にしたい」と拘っております。
イラストのアウトラインについて
イラストの輪郭線についてです。
私の素材はきっちり綺麗な線ではなく、少し手ぶれ感があるような線にしてます。
「きっちり整った輪郭は私にはゆるさが足りないな。」
「ボコボコうねうねした輪郭はとっても可愛いけど、他の素材と組み合わせるのがデザイン初心者のCanvaユーザーさんは少し難しいのかな?」
いろいろ考えた結果、私はその間の少し崩れてるくらいの輪郭で描くようになりました。
(上の画像の右側のイラスト)
ただ、ちょうどいいバランスがなかなか難しいので、何度も書き直したり書き足したり…
書き足しNGの書道のルールじゃなくて
何度もやり直せるデジタルイラストで良かったと思います笑
Canvaのテンプレートに入った状態を意識して作る
使いやすさ、色、アウトライン以外に
イラストを作るとき、常に意識していることがあります。
それは「Canvaのテンプレートに入っている状態を想像して作る」こと。
素材単体で可愛くても、実際にテンプレートに配置したときにデザインとして馴染むかどうかが大切だと思っています。
例えば、テキストや他の素材と並んだときのバランス、背景色との相性、複数のイラストを組み合わせたときの統一感など。「このイラストをどんなデザインで使いたいか」をイメージしながら作るようにしています。
素材としてだけでなく、デザインの一部として使いやすいイラストを目指しているので、シンプルすぎず、主張しすぎない絶妙なバランスを意識しながら制作しています。
これはWebデザイナーとして働いてきた経験があるからこそ持てる視点かもしれません。
「こんなイラストをここに入れたい!」と思いながら素材を探した経験が何度もあって、使う側の気持ちも分かります。
だから作る側になった今
「このイラストをデザイナーさんに使いたいと思ってもらえるか」
「デザインに馴染むか」を自然と意識してるのかなと思っています。
Canvaのイラスト公開作業の失敗談・審査について
制作していると、思わぬところで失敗することも。
一番ショックだったのは、気づかないうちに余計な色が入っていて、5色を超えて色変更の設定ができなくなってしまっていたこと。
やっとの思いで公開したのに……という経験は一度だけじゃありません。
審査も、なかなか大変です。
英語でタイトルやタグをつけなければならないのですが、これが私にとっては難しかったです。最近はAIに頼って少しスムーズに公開作業ができるようになりました。
シンプルすぎるイラストは審査が通りにくい傾向があるし、審査担当者によって基準も違うと感じています。
Canva公式クリエイター|イラスト素材の収益事情
無料素材と有料素材の収益の仕組み
Canvaの素材には有料と無料があります。
実は無料素材は使用料が一切入ってきません。
それでもたまに無料素材を作るのは、「より多くの人に使ってもらいたい」という気持ちがあるから。
お金じゃない部分のやりがいも、この活動の大切な一部だと感じています。
収益化を目指すなら有料素材を中心に作ることが大前提ですが、無料素材で使ってもらえる経験を積むのも、モチベーション維持に繋がると私は思っています。
有料素材は1つずつ購入することもできます。
たまに無料プランのユーザーさんが購入してくださってることもあり、
わざわざ個別で購入してくださることがとても嬉しいし励みになってます。
ストックイラストの環境
Canvaのイラスト制作の仕事はストックイラストに似てますが、
私の素材がここまで使ってもらえたのは
Canvaというプラットフォームの特性があったからだと感じています。
Canvaには日本人好みのテイストやトレンドに合ったイラスト素材がまだ少なく、「こういうイラストがあったら使いたい」という需要がありそうだと感じて作り始めました。
その読みが良かったのか、思っていた以上に使ってもらえるようになりました。
他のストックイラストサービスは昔からやっているクリエイターさんが多く、日本人向けのイラストもすでにたくさんあると感じてます。
新規で参入するにはハードルが高く、どれだけ良いイラストを公開しても他の素材に埋もれてしまいやすい環境です。
その点Canvaはまだ伸びしろがあり、日本の文化や季節に合ったイラストが求められているので、私のようなゆるいテイストでも見つけてもらいやすかったのかなと思っています。
イラストの収益の変化
今年の4月からイラストをたくさん公開していて、収益も倍になりました。
思っていた以上の結果が出ています。
イラスト初心者の私でも、収益につながったのはCanvaというプラットフォームのおかげだと感じています。
これから挑戦してみたいこと
今後は、1年分の季節のイラストを揃えてカレンダーを作りたいと思っています。
毎月ページをめくるたびに自分のイラストが並んでいたら嬉しいだろうな、と想像するとワクワクします。
そしてもう一つやってみたいことは、自分のイラストを使って絵本を作ること。
子どもが生まれてから絵本をたくさん読むようになって、「自分も作れたらいいな」という気持ちが生まれました。実はひとつ、絵本のテンプレートを公開してます。
自分のイラストで作れたら楽しいだろうなぁ、と思ってます。
イラスト制作はまだまだ勉強中ですが、
自分らしいイラストを少しずつ増やしていきたいです!
Canvaで見かけたら、ぜひ使っていただけたら嬉しいです。
Canva素材制作を始めたきっかけやストーリーはこちらに書いています。
Canvaの素材の検索窓で「@shio-designer」と入れると私のイラストが出てきます。
検索だとシリーズごとに探しにくいので
こちらのクリエイターページのテンプレートからコピペで使っていただくこともできます!
それではまた😊🧡
導線迷子やデザインの魅せ方に
悩んでる女性起業家さんへ
集客導線・世界観をサポート
Webデザインを中心に制作してます*










