こんにちは!
Canva公式クリエイターのShioです。
Canva公式クリエイターになりたい!でも
- どうやったらなれるの?
- 審査に必要なポートフォリオって何?
- ポートフォリオは何に気をつけて作ればいいの?
- 審査に落ちてしまったけど、どう改善したらいいか分からない。。。
と悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
私もどんなポートフォリオを制作すれば良いか悩みました。
この記事ではこのようなお悩みが解決ができるよう、Canvaクリエイターになるまでの流れや、どのようなポートフォリオが通るのか、私が実際に送ったポートフォリオもご紹介します*
審査の内容は時期によって頻繁に変更されるので、新しい情報が入りましたら更新します!一番下の最新情報をご覧ください。
Canvaクリエイターになるまでの流れ
- ポートフォリオを送って応募
- Canvaクリエイターコミュニティのマネージャーさんと簡単な面談
- テンプレート作りの課題に挑戦
- Canvaクリエイターに🌟!
ひとつひとつ詳しくご紹介します^^
※変更になった部分もあるので、できる限り追記してます。
1.ポートフォリオを送って応募
ポートフォリオの送り方
こちらの応募フォームから、必要事項(居住国)を選択してポートフォリオを送ります。
たったこれだけで応募できます!
※ポートフォリオとは、自分がデザインした作品をまとめた作品集です。
(こちらは制作会社に就職する用のポートフォリオをメインにご紹介しています)
審査に通るポートフォリオ
Canvaクリエイターの審査に提出するポートフォリオは
- Canvaを使ってデザインした作品
- Canva以外のツールでデザインした作品
両方を含み、10点以上で構成されている必要があります。
Canvaにあるテンプレートから作るのではなく、0からデザインした作品を載せましょう。
バナー、印刷物、Webサイトなどいろいろな種類・テイストの作品があると良いです◎
※現在は自己紹介動画も送る必要があります→任意になりました!(2024年8月)
良いポートフォリオとイマイチなポートフォリオ
審査に通りやすい良いポートフォリオとイマイチなポートフォリオをご紹介します!
- パッと見てデザインが一覧で見られる構成になっている(webサイトにまとまっている)
- 掲載作品はユニーク・個性的で流行りを取り入れられていると◎
ビジネス系のデザインがあると好印象かも - 作品をモックアップとして掲載している
▼モックアップの例作品が実際に使われているように
パソコン・スマホ・額縁にデザインを入れた画像のこと
- 階層の多いGoogleドライブやリンク集
- ほぼプライベートの投稿やCanvaの使い方などを投稿したインスタのアカウント
- 全体的に無難なデザインの作品ばかりになってしまっている
- 掲載作品にデザインの基礎がない・洗練されてない
掲載する作品について
LPはCanvaクリエイターが作れるテンプレートではないのと、イラストや文字など要素がありすぎて「ごちゃごちゃしているデザイン」と見られてしまうので、Canvaクリエイターの審査では好まれないそうです。文字がたくさんのチラシも!
Canvaクリエイターの審査はオーストラリア本社の方がするので、目を引くインパクトのあるデザインがいくつかあると「いいね!」となるそうですよ😊
デザインについて
今、優先して採用される可能性の高い方はこんなデザインができる方です↓
- 現在「かわいい・フェミニン系」のデザインを作れる日本のクリエイターさんが多いので、かっこいい系のデザインが作れる方の方が優先されるかも
- 個人が使用しそうなSNSのデザインよりも企業が使える広告デザインが作れる方も優先されそう
ポートフォリオの形式について
作品を見やすく投稿してるなら、Instagramのアカウントを送るのもありだと思います!
Googleドライブも階層が少なく、パッとデザインが見られるものであれば良いと思います。
ただ、同じレベルの方がいた場合webサイトで作られていた方が優先される可能性があります。
今は簡単に作れるポートフォリオのツールがあるので、フォリオ・resume・Canvaのwebページで作るのもおすすめです^^
メッセージや自己紹介について
Canvaクリエイターの審査では履歴書や志望理由を送ることができないので、私はポートフォリオ内に「自己紹介・Canvaクリエイターの意気込み」を簡単に記載しました。
ですが、実際にポートフォリオを見る方はオーストラリア本社の方なので日本語は読まれないと思った方が良いそうです。
どうしても伝えたいことがあれば英語で書くことをおすすめします^^
→現在(2024年8月)は日本の方も審査されているようです!
審査員は「送られてきたポートフォリオをたくさん見ているオーストラリア本社の方」ということを頭に入れて作ってみてください^^
私が実際に送ったポートフォリオ
私はこのブログでポートフォリオを作りました。
使い方に慣れていたのと、ブログ自体がポートフォリオになっているからです。
上の画像のような構成で作品を紹介していきました。
改善点があり完璧なポートフォリオではないのでご了承ください🙏
詳しくご説明していきます。
メインビジュアル・挨拶・目次・Instagramの紹介
メインビジュアルはブログでも使っているバナーを入れました。(時短!)
軽く挨拶文・目次を入れましたが、オーストラリア本社の方が審査されているので英語で書くべきでした😂
目次があることで一番見たいところから見ることができ、全体が把握しやすいと思います。
インスタの紹介を一番上に持ってきた理由は、Canvaクリエイターはインスタのテンプレートをたくさん作っているイメージがあったからです。
(私の場合、あまりアピールできるようなアカウントではなかったので、どのような雰囲気のデザインをしているのかさらっと伝える程度の紹介にし、興味があったらアカウントを見られるよう下にリンクボタンをつけました。)
ブログの紹介
あまりスクロールせずに作品を見れた方が良い!と思い、余白を入れずに見てほしいアイキャッチを詰め込みました!
ちゃっかりCanvaについて書いた記事も入れてます。
▼Canvaで作ったバナーも入れました
Canvaの制作物・バナーの紹介
実はCanvaで作ったデザインが全然なくて、こちらのプロフィールリンクとバナー1点だけでした。少なかったので「Canvaで作りました」と書いてCanvaも使えることをアピールしました。
バナーもギチギチに詰め込み作戦です!
女性向けからカフェ系・スポーツ系・かっこいい系などデザインしていたので、いろいろなデザインを入れました。
webサイトのデザイン・婚姻届デザインの紹介
制作会社でたくさんwebサイトのデザインをしてきましたが、
Canvaクリエイターはwebサイトのテンプレートを作っていなさそうでしたので、厳選して5つのメインビジュアルとそのうちの2サイトのトップページを入れました。
トップページ全体はそのまま入れると長くなってしまうので、興味があったら見れるようアコーディオンボタンをつけました。
アコーディオンボタンとは、クリックするとアコーディオンのように伸びて中身が見られるこのボタンのことです^^
アコーディオンに入れることで、同じページのまま詳細が見ることができ、時間をかけず気軽に見ていただくことができます!そしてもう一度クリックすると簡単にしまうことが出来ます。
自己紹介
自己紹介は入れるか迷いましたが、最後だったら良いかな〜と思い、インスタで投稿した自己紹介の画像を3枚入れました。
ポートフォリオしか送れない仕組みだったので、自己紹介はあまり重要ではないと考えたからです。
基本的に1ページに見てほしいものを詰め込んで、もっと詳しく見たいと思っていただけたら、「詳細ページに飛べるボタン」や「アコーディオンボタン」から確認できる構成になるよう、工夫しました。
このポートフォリオは3~4時間ほどで作り、その後微調整をして提出しました!
審査に通った理由?
Canvaクリエイターコミュニティーを運営されてるHanamiさんに、
このポートフォリオを見ていただいたのですが、
「キービジュアル(パット見でかっこいい!って思うデザイン)が多いから審査に通ったのかも」と予想していただきました!
赤い丸で囲んでいるような埋もれないデザインがあるといいようです^^
2.簡単な面談
ポートフォリオの審査が通ったら、CanvaクリエイターのコミュニティーマネージャーであるHanamiさんと簡単な面談があります。
志望動機やクリエイターとしてどのような活動をしたいかを聞かれます!
※現在(2024年2月)は個別面談ではなく、説明会をされているようです。
3.テンプレート作りの課題
Hanamiさんとの面談を通過されたら、実際にクリエイターがテンプレートを申請する流れと同じようにテンプレートを作っていただきます。
コレクションとして、同じ配色やフォントなどのデザインルールで作られたテンプレートを数点提出します。
コレクションはこんな感じのものです↓
ここではデザインを見られるのではなく、作り方に慣れてもらう・体験してもらうのが目的だそうです!
(課題などは変わる可能性もあるので参考までに・・・)
4.全て通ったらCanvaクリエイターになれる🌟
Canvaクリエイターには何度でも挑戦でき、ポートフォリオを改善したり、審査の方が変わることで合格する可能性があるそうですよ!
今活躍されているCanvaクリエイターさんの中でも、一度落ちてしまった方はいらっしゃいます。
審査に受かる倍率は結構高いようですが、職歴や資格は関係なく、どなたでも応募できるので、気になる方はぜひ挑戦してみてください^^
最新情報
2024年8月
Canva公式クリエイターのコミュニティ内で最新の審査情報をお聞きした内容です。
- 日本人も審査に入ってる
- 自己紹介の動画提出は任意になった
- ポートフォリオはCanvaのプレゼンで作るのもおすすめ!
- 広告でよく見るバナーはありきたり・古い・個性的でないデザインと判断されるため効果的ではなさそう。
- 個性的なデザインが好まれる。
- すでにCanvaに良くあるテンプレート(人気のミニマル・シンプルなデザイン)は落とされる。。。
- 「こういうデザイン、Canvaにあったらいいな」と思ってもらえる作品があると良い。
終わりに
Canvaクリエイターについてはこちらの記事に書き足していきます!
たくさんの方にフォローしていただきました!
ありがとうございます😭♡
🧡 Canva creatorページ:(@shio_designer)
私がテンプレート制作で意識していることを書いたので、こちらの記事も良かったら読んでみてください^^
それでは、また^^
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